Sunday, August 30, 2009

親父の靴


今日は一日中不思議な気分でありました

偶然ですが、

先日、実家へ帰ったとき

家の倉庫においてある靴を発見しました

古くて、ボロい靴

誰かのなのかは分かりませんでしたが、

自分の足と同じサイズだったので履いてみました



隣で

おかんがそれを見て言いました

”その靴、お父さんがちょうどお前くらいの歳のときに履いてた靴だよ”と

”20〜30代かな”


おおー(ちなみに、家のオヤジは62歳)


オヤジこんな靴履いてたんか・・・


まだ、普通に履きそうだったので

おかんに

”これ、俺が履いていいの?”と聞いて

日本に持ってきました



今日はそのオヤジの靴を履いて歩き回りました

最初は、足が少し痛く水袋もできちゃいましたが

徐々になれてきて、家に戻るときは普通でした





一日中、足の方を何度もよく見るようになり、

色んなことを考えました



オヤジはあの時これを履いてどういったところへ行き

どんなことをやって、どんなことを考えてたんだろうと

今、自分の息子がどっかでこの同じ靴を履いて歩いてることは

想像すらしてなかったのでしょう(しかも、日本だし=わら)



何か、今日一日は昔のオヤジの青年時代に戻って

青年のオヤジに成りきった感じがしました


俺も、これを履いて今どこかを向けて歩いてるけど、いつかは今のオヤジみたいなるだろうなーと思いながら


話が若干それますが、僕は古着とかが好きなので(安いこともあり)

古着をよく買って着ています

着て思うことは

俺が、この服を選んだことも何かしらの

以前この服を着ていた人と縁があるんじゃないかなと思ったりします

もちろん、縁がなくても

趣味や服を選び、着るスタイルはきっと似てるはず

だから俺もこの服を選んだから

以前、この服を着てた人はどんな人なのかな、、、

俺みたいな人なんかな、、、など

いつも気になってます

まあ、この話はここまで、また靴の話へ〜



青年時代のオヤジはどんな道を歩んできたのでしょう

何かに悩み、何かを決め、、何かをするために自分の道を進んで行ったのではないでしょう

今のオヤジがいることはそういった道、人生を歩んできてから成り立っていることだと思いました


2009年の今、

昔のオヤジと同じよう

僕が悩んでいること、決めたこと、そしてこれからの自分のため

自分の道を開いて行くことにおいて

このまま自分の思う通り進めて行っていいのかなど

心配になってたりします



今日

ただ靴、モノを見て、色んなことを考えちゃいました

そして、何か言葉では現せない

オヤジへのありがたさを感じました


いつも感謝してます

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